「十脚」は何と読む?読めたら漢字博士!意外な読み方をする超難読漢字5選
取得元:https://yukawanet.com/archives/kanji20220601.html漢字は一説によると10万字以上あるそうです。漢字すべてを読めるようになるのは至難の業ですね。日本で生活していくのに必要最低限覚えておきたい常用漢字は、2136文字なのだそうです。そんな漢字ですが、今回は意外な読み方をする難読漢字をクイズ形式で出題いたします。読めたらすごい!難問揃いですよ。楽しみながら漢字を学びましょう。
【1】十脚
「十脚」は何と読む?
【ヒント】海に住む小さな生き物です。別漢字では、桜蝦や桜海老とも書きます。
答え:十脚→サクラエビ
サクラエビは日本では駿河湾・東京湾・相模灘に生息していますが、漁業の営業許可を得られているのは実は静岡県のみ。国内の水揚げは静岡県の駿河湾が100%となっていますよ。
また、十脚と書いてサクラエビ、百足と書いてムカデと読むのも面白いですね。
【2】二進も三進も
「二進も三進も」は何と読む?にしんもさんしんもではありませんよ。
【ヒント】窮地に追い込まれたりして、身動きできない様子などをさす言葉。例文は、二進も三進もいかないというように使います。
答え:二進も三進も→にっちもさっちも
語源は、算盤の割り算の九九からきた言葉のようです。
(算盤(そろばん)の割算の九九の「二進一十(にしんいんじゅう)」「三進一十(さんしんいんじゅう)」から出た語で、これらがそれぞれ、二を二で割ると割切れて商一が立つこと、三を三で割ると割切れて商一が立つことを意味するところから、計算のやりくりをさす) 多く、「にっちもさっちも行かない」の形で、どうにもやりくりができないさま。
引用:コトバンク
【3】倍く
「倍く」は何と読む?もちろん、ばいくではありません。
【ヒント】倍くは、離れる・反するを意味する言葉です。そ〇〇。「そ」から始まる3文字の言葉です。
答え:倍く→そむく
また、倍すは(ます)と読みますよ。意味は読み方の通りで、増える・増加するです。
【4】調る
「調る」は何と読む?ちょうるではありませんよ。
【ヒント】調るは、別漢字だと嘲るもあります。馬鹿にして笑うことをさす言葉といえば?
答え:調る→あざける
送り仮名を変えると、調ぐ(やわらぐ)、調う(ととのう)と読みます。あわせて覚えておきたいですね。
【5】寝い
「寝い」は何と読む?
【ヒント】み〇〇〇。「み」から始まる4文字の言葉です。醜いという別漢字があります。
答え:寝い→みにくい
意味は、みにくい、姿や態度などがよくないこと。また、寝めるは(やめる)という読み方になります。
今回は、意外な読み方をする漢字をご紹介いたしました。送り仮名が変わるだけで読み方が変化するので、覚えるのが大変そうですが知っていたら、人に話したくなりますね。難読漢字を読めるようになって、今後も秒刊SUNDAYで知識を増やしていきましょう。
嬲る←は読めますか?字の構成に男が入る漢字も難問ばかりですよ。
Source:コトバンク(問1~2)/ 漢字辞典オンライン(問3~5)
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