世の中はレトロ自販機ブーム、たった5分でできちゃう「本の自販機」の満足度がハンパない

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自販機本

令和の今、世の中は昭和レトロブーム。1960年代~90年代に使用されていたものや場所が、実際に昭和を生きた人は「懐かしい!」若い人には「エモい」と話題だったりしています。その中でも長い間ブームとなっているのが、ハンバーガーやうどんそば、ホットサンドなどのレトロ自販機。古い機械を修理して、新店を出すような業者さんも増えてきています。その中で、本の自販機とは……?

本の自販機、それは昭和の大人の嗜み……

時は昭和時代、田舎だと旧道の路地や田んぼの隅の方、都会であれば繁華街から1本入った裏道……そこに鎮座していたのは本の自動販売機。その多くはマジックミラーになっていて、昼間は何も見えないのですが夜になると中が見えるという淫靡さ。特に北関東に多く配備されており、ブリキの小屋の中に自販機が置いてあるところもたくさんありました。

覚えている人がいるかどうかわかりませんが、新宿から東中野へ向かう小滝橋通りから1本入った路地に1995年前後にこのタイプの自販機が置いてありました。なぜそんなことを覚えているかというと、その当時人気絶頂だった「週刊少年ジャンプ」の早売りがあったんです。右下に1箇所だけこっそりと……なんと金曜の夕方には翌週のジャンプが手に入るということで、筆者界隈では話題になっていました。

2年ほどでその早売りは終了し自販機も撤去されたのですが、今でもいい思い出として残っています。ドラゴンボール、ジョジョ、ろくでなしBLUES、マキバオー、ぬ~べ~……そしてマサルさんが始まったのもその頃だったような……。そんなわけで、正直「エロ本」の自販機としては記憶に浅い筆者ですが、印象深い自販機がプラモで買えるのはありがたいことです。

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