スシローがタイに最大規模の店舗を出店!予約アプリで現地の日本人が寿司にありつけない事態に

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日本食といえば上位に連想されるのは『寿司』だろう。寿司が一般的に手軽に楽しめるように進化したのが回転寿司。現在は有名チェーン店がどの駅にも必ず店舗を構えている寿司業界。そんな日本には切っても切り離せないものだが、中でも売上上位に君臨する人気回転寿司チェーン店のスシローが2021年3月31日にタイに1号店をオープンさせた。

今なぜこんなにも話題に?タイの店舗規模は日本国内を含めて全世界No.1

スシローはタイの首都バンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド(CW)」の7階に、約800平方メートル、350席を確保した店舗をオープンさせた。スシローの海外店舗数は3月31日時点で台湾や韓国、香港、シンガポールなどを含め計44店となっており、その中でも日本国内を含むスシロー全店舗中、今回のタイ1号店は世界最大規模となり話題となっている。

気になるメニューやお値段は?

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メニューは100種類以上を用意しており、1皿当たり40~120バーツ(約141~424円)に価格設定している。生サーモンのにぎりが2貫で40バーツ、ハマチが同60バーツ、中トロが1貫で80バーツ、マグロ3貫盛り合わせが120バーツなどとなっている。

また1号店のオープニングキャンペーンとして4月30日まで大トロのにぎりを40バーツ(キャンペーン終了後の価格は120バーツ)で提供するとされ、日本同様に今後も月ごとに新メニューを発表し消費者に飽きさせない工夫をこらす。

日本式にこだわり「いらっしゃいませ!」でお出迎え

海外出店と言っても、多くの日本の飲食企業が現地の舌に合うように工夫を凝らす中、スシローは味も日本で提供される物と同様の物にこだわり、システムだけでなく店舗内装はもちろんのこと、入り口でお出迎えする従業員は「いらっしゃいませ!」と笑顔で接客するというから驚きである。

このコロナ禍で味わえなかった旅行先の味や感覚を擬似体験できる空間こそが美味しく寿司を味合わえるスパイスになっているのかもしれない。

早速初日に行こうとした現地日本人。長蛇の列で数時間待ち!?予約アプリが使えず瀕死か?

タイでも日本同様に導入されているのが、専用のスマートフォンアプリである。
事前にダウンロードして、来店予約をし、スムーズに入店することが可能となる。この作業をしなければ店頭の発券機にて整理券を受け取ってからの待ち時間が長い上、アプリ予約の客がさっさと着席して食べ始めるのを眺めることになるのだ。

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